先日、TVニュースで大阪梅田駅近くの個人経営のカメラ店が台風の影響で外壁が剥がれ半壊状態になっているという報道を見ました。(ご覧になった方も多いのではないでしょうか)

その報道の中で大阪市は政令市の中で一番空家率が高いと紹介されてましたので調べてみました。

平成25年の総務省「住宅・土地統計調査」によると、全国の空き家住宅は約820万戸。うち大阪市は約28万戸もあり、空き家率も17.2%(全国平均13.5%)。いずれも政令市の中で一番。特に賃貸にも売却にも出せない空き家、いわゆる不動産として流通していない「放置空き家」は約4分の1を占めているそうです。

驚きです。

ざっと6軒に1軒は空家と言うことになりますので、「向こう3軒、両隣」の内1軒は空家と言うイメージですが、これは平均の話。大阪市内でも空き家率が高い所と低い所が有るでしょうから酷い所は更に空き家が多い訳です。こうなると町が寂れて人口流出・治安悪化が進むそうです。人口減少と空家の増加は、日本中どこでも起こりえる問題のようです。