厚生労働省は先月、2023年の人口動態統計速報を取りまとめて公表しました。出生数は8年連続で減少の75万8631人。過去最低だった2022年から4万1097人減少し、2年連続で80万人台を割り込む結果になりました。死亡数については3年連続で増加し159万503人、人口の自然減は17年連続。前年より83万1872人減りました。

【人口動態統計速報とは】  (以下は厚生労働省の資料より転載しています。)人口動態統計は、出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の各事象について、各種届出書等から人口動態調査票が市区町村で作成され、これを収集し集計したものである。速報の数値は調査票の作成枚数であり、日本における日本人、日本における外国人、外国における日本人及び前年以前に発生した事象を含むものである。そのうち、日本における日本人についてまとめたものが人口動態統計月報(概数)であり、この月報(概数)に若干の修正を加えたものが人口動態統計年報(確定数)である。令和6年能登半島地震の影響により、石川県の一部の市町における調査票の一部が収集できなかったため、本速報の数値には、これらの調査票は含まれていない。なお、 今回収集できなかった調査票については、今後、収集できたものから集計して、収集できた時点の月分の速報の数値に含めることとする。