地方銀行の2017年3月期決算で全106行のうち、5割以上の地銀で本業の収益が赤字になったことが金融庁の調査でわかりました。2015年3月期決算では4割程度が赤字だったようなので、地銀の事業環境は悪化していることになります。

そしてその原因は、主に以下の3点のようです。

1.マイナス金利政策

2.事業会社の資金需要減少 ※人口減少で新規起業減少、事業拡大しても人材不足&顧客減少

3.人口減少による資金需要減少や投資信託などの販売数の減少

地方の空家・空地増加と密接な関係が有りそうです。過疎化→地場産業の衰退→新たな転入者減少&転出者増加→さらに人口減少→不動産需要減少=売れない・貸せない→町が寂れる→過疎化をさらに加速。こんな流れがどこかで急加速するような気がしてなりません。