緊急事態宣言が5月25日に解除されて早くも2週間が経過しましたが、世の中というか人の考え方が随分変化したように感じます。都心に勤務するサラリーマンでテレワーク可能な業務に従事しているかたにアンケートを実施した結果、半数が今後も在宅勤務を続けたいと考えているそうです。また日立製作所は5月26日、新型コロナウイルスがもたらした新常態(ニューノーマル)を見据え、在宅勤務を標準とした働き方を推進することを発表しています。

ちなみに損害保険会社で働く知人は、東京都の外出自粛要請がでた3月末から約2か月間、そのほとんどの業務を在宅で対応しています。たまに出勤するそうですが在宅勤務にも慣れた今では、混雑した電車に乗ることに恐怖を感じるそうです。

また一部のハウスメーカーは建物内に小さな書斎というかワークスペースを標準装備するプランを提案し始めています。

そんな流れから今後は、業務の一部または大部分を在宅勤務で処理する働き手が増えることは間違いなく、またそういった人たちがオフィスに出勤するのは週の半分ほどになり、住宅を決める際に通勤しやすさよりも子育てに適した快適な生活環境を求めたり、マリンスポーツが趣味の人が海の近くに移住したり、定年退職後の夢だった田舎暮らしを働きながら実現する人が増えると言われています。

もしかしたら貴方がお持ちの不動産も売却は無理でも貰い手なら現れるかもしれません。