国土交通省と法務省は所有者不明土地の対策に乗り出しています。

具体的には土地の管理が難しい所有者が土地を手放し、

受け皿となる団体が適切に管理・利用する仕組みを検討していくとの事。

これは難しい仕組みになりそうです。

 

 

大都市部の所有者不明土地なら有効な土地利用の為に良い仕組みが

出来そうですが、問題は土地の有効利用が見込めない所有者不明土地です。

そういう土地は利用価値を見いだせないのに税金を払うのが嫌だから

所有者不明状態に置かれているわけです。

銀座の一等地(仮に鳩居堂のあたり)を相続して未登記にしますか?

自分のものとして確実にしたいので登記しませんか?

私なら相続登記します。

有効利用と言う出口戦略が無い土地を受け皿となる団体が

引き受けて塩づけにする筈ないと思うのです。

利用価値が見出せない土地は蚊帳の外にならないでしょうか?

いっそ土地所有者の申出が有れば国有地化も検討すれば

100年後には(或いはもっと長いかも)纏まった国有地が幾つか出来るかも知れません

そうしたらその時に大規模な農場や牧場を作ることも出来ると思うのです

やはり国土利用に関する問題は100年以上の長い計画が必要なんでしょうね。

でもそれを待っていられない人がいると思うから

私たちはこんな事業をやっているのです。