国土交通省は、2015年度サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)整備事業の公募を開始、16年2月29日まで募集する。昨年度の募集との主な変更点は、空き家や事務所ビルなど、既存ストックの活用を促すため「改修にかかる事業について優先して採択する」点と、補助対象の改修工事の中に、空き家などをサ高住に用途変更する際、建築基準法に適合するよう住戸間の界壁を改良する工事など「用途変更などにより法令に適合させる工事」が追加された点が挙げられる。4月の高齢者住まい法の共同省令の改正でサ高住のサービス提供者の常駐場所がこれまでの「敷地または隣地」から「概ね500メートル以内の近接地」に緩和されたこともあり、空き家などを活用したサ高住の供給促進を図る。

これが上手く行くと人口が多いエリアの空家対策は進みそうです。
次は人口の少ない地方の空家対策です。これは難しい問題です。