先日、北海道の夕張市長がテレビ番組に出演されてました。

その中で、人口の減少と市の財政的な事情からコンパクトシティ化の話が有りました。

昔、数十万人の生活の為に設置した上下水道管・公営住宅などのインフラ設備は、人口減少の結果、たとえ現在数千人しか使っていないとしても市民が広範囲に住んでいるとそれら設備を止める事は出来ず能力過剰状態のまま維持し続けるしかなく、維持費が財政を圧迫してしまう。引っ越してもらう市民の皆さんには申し訳ないが、協力をお願いするしかない・・・・

誤解を恐れず話を要約するとそういう事のようです。つらい話ですが財政的な事を考えると行政としてはそう判断せざるを得ないのでしょう。

ですが、街の中心部に引っ越した人の元の住まいは空き家になります。放置も出来ませんし解体するにもお金がかかります。固定資産税はどうなるのでしょう?課題はまだまだ沢山有りそうですが日本全国例外なく直面しつつある問題ですから事態は深刻です。